54歳から始める「雇われない生き方」への転換法

プロローグ

50代、サバイバルが始まっています

50代は人生の底という言葉を聞いた事があります。若い時に比べて悩みが深く大きくなる事が理由のようです。でもそれだけが理由では無いようです。

私も50代になり大きな壁にぶつかりました。このブログでは50代が抱えている構造的な問題と、コロナ禍という現代において50代を取り巻く仕事環境がどのように変化してきているのかを探っていきたいと思います。

50代、サバイバルが始まっています

https://asakioki.com/survival-of-a-businessman-in-his-50s/

 

50代を取り巻く環境と現実

50代は選択の宝庫であり悩みのジャングル(定年退職・早期退職・リストラ・転職・起業・嘱託社員・アルバイト)

先日のブログでは50代に発生している悩みの変質や環境の変化というものを確認してきました。60歳・65歳という定年を迎える年齢を前にして、何故これほどまでに悩む人が多いのでしょうか?その理由の一つに定年後の人生設計という大きな選択を迎えている事が関係しているのです。

50代は選択の宝庫であり悩みの宝庫(定年退職・早期退職・リストラ・転職・起業・嘱託社員)

https://asakioki.com/business-people-in-their-50s-have-many-options-in-life/

 

 

経営者から見た50代の価値とは何か?

50代には経験も知識も人脈もそろっています。そんな50代について経営者はどのような視点で見ているのでしょうか?私自身が経営者の端くれとして感じた事をお伝えしたいと思います。また私自身も50代のビジネスパーソンとして上司からどのように見られているのかを解説したいと思います。

老後資金は本当に2000万円足りないのか?

皆さんも老後資金が2000万円足りないという記事をご覧になった事があると思います。正確な記憶はありませんが、私も読んだ気がしますし、とにかく不安な気持ちになった事を覚えています。この質問に対する私の答えは「Yes」です。そして場合により「No」となります。

 

 

50代をしぶとく生き抜く

「プロ・サラリーマン」として逞しく生き抜く覚悟を持つ

50代のあなたは会社からお金を貰っていると思います。お金はあなたが会社に対して提供した価値に対する対価として支払われています。その対価は、あなたが提供した価値に対して妥当でしょうか?それとも過少でしょうか?過大でしょうか?

会社での役割と責任と評価を再認識して、がっちり稼ぐ

会社という組織は目的を達成するために運営されています。あなたはその目的を理解していますでしょうか?

雇われる人生だからこそ「本当の自分」を取り戻す必要がある

会社組織で働くには役割と責任と評価について正しく理解する事が重要だと説明しました。それはつまり「雇われる」という在り方についての理解です。雇われるとは「役割」と全うすることと同義と言っても過言ではありません。つまり「私」という存在は不要とも言えます。しかし「雇われる」からこそ「本当の自分」をしっかりと持つことの重要性を理解している人はとても少ないのが現実です。

 

 

50代がしぶとく生き抜くために絶対に必要な3要素

身体を特性を理解し整えて、しぶとく生きる

50代、若い時のように体力や気力にものを言わせた勝負はできません。根性で乗り越えるのも現実的には難しいものです。であれば何を基に戦いを挑むのか?私は明確な基準を持っています。それは、①十分な睡眠 脳内物質の分泌(セロトニン・オキシトシン・ドーパミン)③食事です。これはパソコンに例えればハードウェアに相当する部分です。

自分の考え方や心の在り方を理解して、しなやかに生きる

皆さんは「妄想」という言葉をご存じでしょうか。もちろん多くの方が知っていると思います。ただこの「妄想」に自分の人生の大量のエネルギーを消費している事に多くの方は気が付いていません。妄想でなければ思考癖と言っても良いかもしれません。

「好き」や「将来への希望」でモチベーションを高め、逞しく生きる

あなたは何をしている時が一番楽しいですか?私は自分の「好き」な事をしている時です。それも心の底から好きな事をしている時です。

 

 

自分の未来を自分で描き始めよう

自分が持っているを武器(経験・知識・強み)を把握しよう

50代ともなると多くの経験や知識を持っています。でもそれを武器と言えるほどに磨いている方はどれほどいらっしゃるでしょうか?武器というと大それた感じがしますが、簡単に言うと「強み」だと思います。「強み」とは自分は苦も無くできるのに、他人にとってはとても難しい事である場合が多いです。ですので自分の強みは自分では気づけない事がほとんどです。

いま持っている武器を磨き、さらに新たな武器を加えよう

50代のあなたは十分な武器(強み)を持っていると思います。ただそこに新たな武器を加える事により、いま持っている武器が何倍もの価値を生む出すかもしれません。

知識と経験をビジネスへ昇華させる「Micro Business オーナー」という選択

今まで十分に自分の武器(強み)について確認してきました。その武器(強み)を生かしてビジネスを作るという選択があります。つまり起業です。でもいきなり起業をして大丈夫なのでしょうか?私は答えは「No」だと思います。それは子供が全く学校教育を浮けないで社会へ出るのが難しいのと同じだと思います。では起業するための学校はあるのでしょうか?その一つの答えがここにあります。

 

 

エピローグ

有史以来、これほど個人がチャンスに恵まれた時代は無い

2021年から始まったコロナ禍というパンデミックにより時代は大きな変革期を迎えています。業界そのものが消失してしまったり、大企業による早期退職やリストラも日常茶飯事となりました。誰もが先行きに不安を感じる不透明な時代の始まりです。ただ一つ言えることはインターネットが普及し個人が情報発信できるプラットフォームが無数に存在する現代は、有史以来、これほど個人が自分でビジネスを行う環境に恵まれた時代は無いと言っても過言ではありません。そうなんです大チャンスなんです。